HSS型HSPがクリエイティブな理由5つ。おすすめの仕事や注意点を解説
「クリエイティブな仕事に憧れる」
「クリエイティブな仕事に転職してみたい」
「クリエイティブな仕事の例を知りたい」
本記事は上記の悩みを持つ方を対象に書いています。
本記事では、HSS型HSPがクリエイティブな性質を持つ理由や実際に向いている仕事について解説します。「転職はすぐ動くことがポイント」など、転職のコツについても解説しています。
「転職を考えている」「クリエイティブな職に就きたい」方は、ぜひ最後までご覧ください。
HSS型HSPがクリエイティブな理由5つ
HSS型HSPはクリエイティブさがあると言われています。その理由を5つピックアップして解説します。
①好奇心が旺盛
HSS型HSPは、好奇心やチャレンジ精神が旺盛な特徴があります。1つのことに集中しているつもりでも、様々なことを頭で考えていることが多いです。
人生を振り返ってみて、リーダーや代表を任された経験はありませんか?
- 学生時代の班長
- サークルの代表
- 研修グループ長
好奇心やチャレンジ精神が高いHSS型HSPは、仕事で新しいアイデアや創造的なアイデアを生み出すことを得意としています。
②優れた感受性を持っている
HSPの人は、他人よりも優れた感受性を持っています。HSPは音や光、映像からの刺激に敏感で、少量の刺激からでも様々な情報を受け取ることが可能です。
ドラマ内の悲劇に同情して泣く→「自分ならこうして悲劇を防げたかも」と考える。
小説を読む→文字の情報から、膨大に人物像や景色のイメージを膨らませる。
1つの情報や刺激から、独自の視線で気づきを得ることが可能です。クリエイティブな仕事では、小さなポイントから大きな改善点や突破口を思いつくこともあるでしょう。
③1人だけの時間を好む
HSPは内向的な人が多く、内向的な人は1人の時間を好む特徴があります。クリエイティブな仕事において、1人で作業に没頭できることは強みになります。
- 判断を自身で決断できる
- 実行するまでのアイデアをじっくり考える
- 個性を付け加えることができる
逆に、他人とのコミュニケーションを多く必要とする仕事に就けば、刺激による疲労に悩まされる機会も増えるでしょう。HSS型HSPは、職人気質が必要なクリエイティブな仕事に向いています。
④高い創造力を持ち合わせている
HSS型HSPは、様々な場面で自身が持つ高い創造力を働かせることが得意です。学生時代に、下記のことが好きだった記憶はありませんか。
- 図工や美術の時間が好き
- 総合で企画を出す時間が好き
- 自学の時間で好きなことをするのが好き
「何かを作る」「何かを生み出す」など、未来を想像しながら手を動かすことを得意とします。高い創造力を持ちながらも心配性な一面を持つことから、常に適切な決断軸を持ち合わせています。
⑤細かい視点に気づくことができる
HSS型HSPは、他人であれば見逃してしまうような細かい点に気づくことができます。作業をしていると、自然と細部が気になり細かい箇所まで手を出したくなります。
- 余白の調整
- 文章表現
- 色彩表現
上記のように、芸術性が必要になる場面で、細部まで気づく特徴を活かしやすくなります。まだ何もない場所に参入して、0から何かを作りあげることも楽しく感じるでしょう。ルールに縛られるよりも、ルールを作る側に身を置けると力を発揮しやすいです。
HSS型HSPが持つクリエイティブ力を活かせる仕事
続いて、HSS型HSPが持つクリエイティブ力を活かしやすい仕事を紹介します。
作曲家
作曲家は、ゲーム音楽やポップスなど、様々なジャンルの楽曲を作成します。楽曲制作に興味がある方は、パソコンから曲を作成できるDTMやボカロ制作に挑戦してみることがおすすめです。
YouTubeが普及した影響もあり、ネット上に音源を公開して広告収入を得ているクリエイターも存在します。
最初は趣味程度に始めてみて、「月に1曲公開する」など、無理のない範囲で挑戦してみてはいかがでしょうか。
動画クリエイター
動画クリエイターは、映像コンテンツの企画や撮影、編集などを行う仕事です。YouTubeの市場が高まったことで、動画クリエイターは人気の高い仕事の1つとなりました。
動画クリエイターになる方法は、主に下記の2種類があります。
- スクールに通って動画編集スキルを習得する
- 自身で動画を作成し、ネット上に公開する
動画クリエイターは、企画の創造力や職人的な技術が必要になることから、HSS型HSPと相性が良いです。これからも動画市場は伸びることが期待されているので、YouTubeや動画作成に興味がある方は動画編集を始めてみましょう。
イラストレーター
イラストレーターは雑誌やデジタル、広告など、特定の媒体向けにイラストを制作する仕事です。読者の皆さんの中には、すでに趣味としてイラストを書いている方もいるのではないでしょうか。
ココナラなどのアウトドーシングサイトでは、あなたのイラストスキルを販売することが可能です。イラストのタッチや色の使い方などは、イラストレーターごとに異なるため、創造力や個性を活かしやすいです。
また、書いたイラストは、X(旧Twitter)やPixivなどのSNSに投稿して、あなたのポートフォリオとして残しておきましょう。
Webデザイナー
Webデザイナーは、企業の依頼に沿ってホームページのデザインを作成する仕事です。Web集客に力を入れたい中小企業は多く、今後もWebデザインの需要が高まることが予測できます。
Webデザイナーは、在宅やフリーランスも目指しやすく、特に女性の間で人気の仕事となっています。未経験からWebデザイナーになるには、photoshopやillustratorのスキルが必須になります。
- Webデザインを学べるスクールに通う(おすすめ)
- 未経験OKに企業で実績を積む
独立のコツや営業のコツを教えてくれるスクールもあるので、独立を視野に入れている場合はスクールへの投資がおすすめです。
コピーライター
コピーライターは広告やポスターのキャッチなど、ユーザーの興味関心を文字で惹きつける仕事です。
ライティングのスキルはもちろん、マーケティングや行動経済学のスキルとも関連性が高い職種です。
HSS型HSPは文字で感情を器用に表現することが得意なため、コピーライターの仕事を楽しみながらできるでしょう。コピーライターを目指すには、広告代理店やコピーライティングを専門で行う企業で実務経験を積むのがおすすめです。
いざ挑戦してみると分かりますが、1つの商品で広告を100個考えるのは意外と難しいです。
Webライター
Webライターは、事業に沿ったテーマについて、原稿を執筆する仕事になります。下記のように様々なテーマがあるので、あなたが執筆しやすいテーマから応募をかけてみましょう。
- 不動産
- 美容
- 育児
- カードゲーム
- 主婦
Webライターは、副業で始める人が多く、そこから独立する人も多い仕事です。
はじめてWebライターの案件を取るには、クラウドワークスを毎日チェックすることが大切です。毎日多くの案件が追加されるので、かかさずチェックしましょう。
僕が最初に挑戦した副業はWebライターでした。
Webライターは、「副業に挑戦してみたい」「いつか会社に頼らず生きていきたい」と考えている方におすすめです。
脚本家
脚本家は、ドラマやラジオ、舞台のストーリーを設計する仕事です。視聴者が最後まで没入できるような物語を考えます。
脚本家として活躍するためには、様々な作品を目にして感想を書き起こすなど、経験や文学的なスキルが必要になります。
作品がヒットすれば、自分の創造性を最大限に活かすことができますが、ヒット作を生み出すまでに地道な努力が求められる仕事です。
Webエンジニア
Webエンジニアは、Webアプリケーションの設計や開発・保守などの作業を行う仕事です。プログラミングの習得が必須で、未経験者が独学で学ぶのは難しいです。効率よく最短でエンジニアを目指すためには、サポートが手厚いスクールの活用がおすすめです。
IT人材が不足していることから、転職サイトでもエンジニアの求人は多いです。フレックス制度やリモートなど、柔軟な働き方を実現したい方にもおすすめです。
Webマーケター
Webマーケターは、SEO対策やWeb広告など、企業のWeb集客を改善する仕事です。
「仮説の考案」や「地道に1人で数字と向き合う素質」が求められるため、HSS型HSPとも相性が良い仕事です。
Webマーケターの仕事は継続案件が多く、独立した場合に収入が安定しやすいこともメリットです。未経験からWebマーケターを目指せるスクールが増えていることから、Webマーケターへ転身する人も増えています。
案件単価が高いことや継続案件が多い観点から、Webマーケティング職への転職はおすすめです。
僕は1回目の転職でWebマーケターへ転身しました。
HSS型HSPが最短でクリエイティブ職に転職するには?
クリエイティブな職種に転職を考えたら、どのように行動を始めるべきか解説します。
転職したい職種を決める
はじめに、転職したい職種を決めましょう。この段階で、下記のように転職理由やビジョンについても明確にしておきましょう。
- なぜその業種に転職したいのか
- 転職して1年後はどうなっていたいか
- 転職して5年後はどうなっていたいか
理由やビジョンを考えておくことで、「面接の対策」や「仕事の思い違い防止」に繋がります。
転職活動をする
職種が決まったら、転職活動を早めに始めておくことが大切です。理由としては、僕も転職を体験しましたが、次の会社に移るまでに約3〜4ヶ月かかるためです。
職務経歴書などの書類の準備を完璧にしてから活動を始める方もいますが、作りながら転職活動をすることがポイントです。書類は面接の回数を重ねるごとに、ブラッシュアップされる可能性があります。
転職の作業順序としては、下記のフローがおすすめです。
- 転職エージェントに登録
- 履歴書や職務経歴書の作成
- エージェントのスタッフと面談
- 企業の求人調査
- (必要であれば)企業ごとに書類の微調整を加える
まずは転職エージェントに登録し、専任のスタッフと面談をすることが転職への近道です。
僕も多くの転職エージェントを活用しましたが、転職エージェントのスタッフは優しい方が多いです。書類作成のポイントや面接のアドバイスを丁寧に聞くことができるので、ぜひ活用してみてくださいね。
HSS型HSPに関するよくある質問
HSS型HSPの仕事に関して、よくある質問に回答します。
- もそもHSS型HSPの割合は?
-
HSPは、人口の15〜20%と言われています。そのうち、6%がHSS型の気質を持っているとされているため、かなり少ない気質であることが分かります。
- HSS型HSPの苦手なことは?
-
HSS型HSPは下記のことに苦手意識があります。
- 気軽に休むこと(つい働きすぎてしまう)
- 無理して多くのコミュニケーションを取る
- 騒がしい場所に長時間いる
- HSS型HSPに向いている職業は?
-
HSS型HSPに向いている職業の特徴です。
- 1人で作業を進められる
- 専門性が高い分野
- クリエイティブな分野
まとめ:HSS型HSPはクリエイティブ職に向いている可能性が高い
本記事では、HSS型HSPがクリエイティブな仕事に向いている理由やクリエイティブを活かせる仕事の例を解説しました。HSS型HSPの割合は非常に少なく理解されづらい気質ですが、そのポテンシャルをクリエイティブな仕事に活かすことが可能です。あなたに合う仕事を続けていれば、高い専門性が評価され、どの職場に行っても活躍できる機会が増えるでしょう。
クリエイティブな仕事に転職を考えたら、まずは転職エージェントに登録することが大切です。専任のスタッフから「書類作成のコツ」や「面接のポイント」を聞くことができます。転職は3〜4ヶ月と長い期間が必要になるため、今すぐ活動を始めることが大切です。転職を少しでも考えたら、まずは転職エージェントに登録してみましょう。
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