HSS型HSPは恋愛が苦手?うまくいかない理由や3つのポイントを解説
HSS型HSPは恋愛が苦手なのでしょうか。「好意が熱しやすく冷めやすい」など、恋愛が上手くいかない特徴があります。
HSS型HSPだけど、恋愛を長続きさせたい…。
本記事では、HSS型HSPの恋愛が上手くいかない理由や長続きするポイントをできる限り言語化してみました。
また、HSS型HSPの僕が10代20代と恋愛してきた中で、どんなタイプの人と相性が良かったかも記載しています。「恋愛が長続きしなくて困っている」「彼女ができなくて困っている」という方は、本記事を参考にしてみてください。
HSS型HSPとは
HSS型HSPは、HSPや内向型の特徴に加えて、刺激を追い求める気質を持っています。行動力があることで外向型に見られることもありますが、1日の終わりにドッと疲れを感じる場合があります。
刺激を求めるけど、体が刺激を受け止め切れないこともある難しい気質です。
恋愛におけるHSS型HSPの特徴
HSS型HSPは、恋愛において「飽きが生じてくる」や「相手に合わせて行動できる」などの特徴があります。それぞれ解説します。
飽きてしまう可能性がある
HSS型HSPは、付き合った最初の頃の方が、恋愛への熱量や彼女への好意が高い特徴があります。HSS型HSPは飽き性な人が多く、だんだん何気ない日常に飽きてしまう可能性があります。
HSS型HSPは恋愛においても刺激を求めています。
また、相手の表情から「なんとなく何を考えているのか」を読み取ることが得意なので、「自分にどれくらい好意があるのか」が分かってしまいます。好意がないと自己完結して、好意が冷めてしまう場合もあります。
彼女に合わせて行動できる
HSS型HSP初対面の人と会う場合、相手についてよく知ろうとします。そのため、彼女のペースに合わせるなど、寄り添って話を聞くなど、彼女に合わせて様々な行動が可能です。
恋愛においても、「彼女が好きなこと」「彼女が興味あること」を中心にデートすることが可能です。また、デートの際には、下記のように彼女の仕草を観察します。
- 食事の時のマナー
- 何気ない時の笑い方
- デート中のテンション
彼女の話に耳を傾けて、お互いについて良い空気感で話し合うことができます。
自分の気持ちを抑えられない時がある
HSS型HSPは、思いついたタイミングで自分のやりたいことや興味のあることに行動したくなります。
今のことを手放して、急に思いついたことに手を出した経験はありませんか。
そのため、彼女とデートや家で一緒に過ごしている時でも、自分よがりな行動をしてしまう可能性があります。彼女は急な行動についていけず、困惑してしまうかもしれません。自分よがりの行動を繰り返していると、喧嘩に発展する可能性があるので注意が必要です。
付き合っても長続きしない
HSS型HSPは、何事においても熱しやすく冷めやすい特徴があります。付き合っていると飽きが生じ、恋愛自体に興味がなくなる期間もあるでしょう。
また、距離感が近い彼女でも、長時間一緒にいると疲れを感じる場合があります。HSPは、意識的に1人の時間を作ることが重要です。
同棲した時も、意識的に1人の時間を作っていました。
HSS型HSPが恋愛をすると、付き合いたての時期に比べて、だんだん熱が冷めてくることがあります。
HSS型HSPの恋愛がうまくいかない理由
相手に合わせすぎて疲れてしまうなど、HSS型HSPの恋愛がうまくいかない主な理由を解説します。
デート後に疲れきる
1日の終わり(寝る前など)に、ドッと疲労に襲われた経験はありませんか。恋愛をしていると、下記のように、外部から様々な刺激を受け取ります。
- デートで訪れた新しい場所から受けた刺激
- 彼女と話し続けて感じた刺激
- 人混みから受けた刺激
疲れたくない想いから、外出やデートが面倒くさくなってしまう可能性もあるでしょう。
だんだん好意が冷めてくる
HSS型HSPは、付き合う期間が長いほど、彼女に冷めてしまう可能性があります。付き合いたての時期は、相手を知ろうと質問をしたり、相手を観察することを楽しめます。下記のように、自分が持っていない性質を持っている人に好意を抱きやすくなるでしょう。
- 人生で初めて会うタイプの人
- 波長が合う人
- 自分にない才能を持っている人
- 積極性がある人
HSS型HSPは、「人を好きになりやすい気質」と「飽きやすい気質」の2つを持ち合わせています。
本当の自分を出すことができない
日常や仕事において、本来の自分を出せずに過ごしている人もいるでしょう。恋愛においても、「相手に嫌われたくない」や「かっこ悪いと思われたくない」と思い、良い人を演じ続けてしまう可能性があります。
良い人を演じ続けると、小さな鬱憤が溜まって辛くなります。
ストレスフリーに生きるために、本来の自分を見せることが大切です。
気質を分かってもらえない
彼女にHSPの気質を理解してもらえず、生きづらさを感じてしまう人もいるでしょう。HSPの割合は5人に1人と少ないです。HSPは日頃より人に合わせることが多いので、本音を出しても理解してもらえない可能性が高いです。
HSPは人口も少なめで、理解してもらうことが難しい気質です。
本音を話して否定的な意見をもらったら、その人とは合わない可能性が高いです。無理な付き合いはせずに、距離を置くようにしましょう。
恋愛におけるHSS型HSPあるある
HSS型HSPが恋愛する時の、主なあるあるを下記に紹介します。
- 相手が喜ぶと自分ごとのように嬉しい
- 2回目以降に会った時の会話が苦手
- 恋愛表現を伝えるのが不器用
HSS型HSPにおける仕事や日常のあるあるは、下記の記事で解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
HSS型HSPが恋愛を成功させる3つのポイント
HSS型HSPも恋愛を長続きさせることが可能です。3つのポイントを抑えて、理想の恋愛を目指しましょう。
①長期的には安定感が重要
恋愛を長続きさせるには、刺激よりも安定感が重要になります。HSS型HSPは、付き合って年月が経てば退屈さが増し、飽きてしまう時期もくるでしょう。飽きが訪れたタイミングで、今の彼女と長く続きそうか考えてみることが重要です。
大切にした方がいい彼女の主な特徴は下記の通りです。
- 自分の気質を理解してくれる
- 喧嘩をした時でも論理的に話し合える
- 年月が経ってもあなたのことが好きである
長く付き合う意味では、何気ない時間を過ごせる人は大切な存在です。
②付き合う前に相手のことを考える
ご飯や飲みに行った後などに、その人と付き合うイメージを考えてみるのも大切です。HSS型HSPは、新しい刺激が好きなので、初対面の人と意気投合して好意を抱く可能性もあります。すぐにアタックするのではなく、LINEや通話を通して、もう少し相手のことを理解してみるのもいいでしょう。
もちろん、直感的に好きになることも大切です。
相手を深く理解することで、「付き合うのは違うかな」と感じる場合もあります。好きになった理由が、「気分の高まりから」だけの場合、付き合ってもすぐに別れてしまう可能性があります。
③自分の理解を深めてみる
自分の性格や行動の理解を深めてみるのも重要です。自分をよく知るほど、タイプや居心地が良い異性にアプローチできるようになります。苦手と感じる人とやり取りするストレスが減るでしょう。
- 学生時代にどんなタイプの異性と仲が良かったか
- 苦手なタイプの人を書き出す
- インドアorアウトドアの趣味を書き出す
- 付き合う時に重視したい項目を書き出す
特に、過去に一緒にいた友人の特徴は、実体験を交えた感想になるので有力です。ぜひ自分や自分が好むタイプについて理解を深めましょう。
HSS型HSPと相性がいいパートナーの特徴
HSS型HSPと相性が良いパートナーは、どのような特徴があるのでしょうか。それぞれ解説します。
性格が落ち着いている人
性格が落ち着いている人と相性が良い傾向があります。話しているだけで癒されるなど、共感性の高いHSPの心をリフレッシュしてくれます。
- カフェに行って趣味について語る
- 寝る前に1日の楽しかったことを話す
- 居酒屋でお互いの仕事の話をする
落ち着いて本音を話せる人といるだけでも、不思議と心は満たされますよ。
カリスマタイプな人
他人の目をあまり気にしない「カリスマ性」がある人とも上手くいきやすいでしょう。HSS型HSPは、常に「忙しいけど話しかけて大丈夫かな」「嫌われたくないな」など、他人の目を気にして気疲れしてしまう場合があります。
他人の目を気にしていないパートナーがいれば、自分にはない強みを持っているので魅力的に感じるでしょう。例えば、下記のような彼女です。
- 飲み会の場で皆に平等に話題を振ってくれる
- 店員に積極的に話しかけてきてくれる
- はっきりNOを言える
コミュニケーションが苦手な傾向にある方は、姉御肌やカリスマタイプの彼女と相性が良い可能性があります。
弱みを出してくれる人
下記のように、部分的に弱みを出してくれる人とも相性が良いです。
- 自分に自信がない
- メンタルが上下しやすい
- 不器用な側面がある
HSS型HSPは、「人に寄り添って話を聞く」「人のために何かする」ことを得意とします。下記のような彼女であれば、彼女をサポートしながら自然と距離を縮めることができるでしょう。
- 仕事のちょっとしたミスで落ち込んでしまう
- 家事をよくミスってしまう
- 成功体験が少なく、自分に自信がない
お互いに寄り添って協力し合いながら付き合っていくことができるでしょう。
HSS型HSPが苦手に感じてしまう人の特徴
一方で、HSS型HSPはどのような人を苦手に感じるのでしょうか。苦手に感じやすい人の特徴を紹介します。
感情的になる人
感情的になりやすい人からは、負の影響を受けてしまう可能性があります。すぐにキレられたり、怒鳴られるなど、心が萎縮してストレスになるでしょう。
感情的な人と過ごせば、だんだんと心がすり減ってきます。
感情的な人とはなるべく距離を置くようにしましょう。
意見を変えることができない人
意見を絶対に曲げない人とは、なるべく関わりを持たないことが大切です。HSS型HSPは論理的に話し合って、様々な解決策を見出すことが得意です。意見を変えることができない人と話しても、無駄な討論で終わってしまう場合があります。
セリフ:自分の意見を言えるし、相手の話を聞ける人と関わるようにしましょう。
【体験談】HSS型HSPの僕が心地よさを感じた人の特徴
僕はHSS型HSPの1人で、10代20代と恋愛をしてきました。その中で、居心地が良かったと感じる彼女の特徴は下記の通りです。
- おしゃべりな人(僕が無口よりなので)
- 明るくよく笑う人(一緒にいるだけで幸せを感じる)
- 落ち着きがある人(論理的に色々な話をできる)
また、主な出会いの方法は、「大学のサークル」や「マッチングアプリ」です。何回か通話したりご飯に行って、距離が縮まったタイミングで付き合うようにしていました。
正直、好みの容姿や性格など、付き合う人を直感で選ぶのも大切です。初めて会った時に居心地が良いと感じる人は、付き合ってからも上手くいく可能性が高いので、恋人を作るときは、参考にしてみてください。
HSS型HSPに合う特徴の人を探せば恋愛は長続きできる
HSS型HSPの恋愛における特徴や長続きさせるための3つのポイントを解説しました。「なるべく早くに彼女が欲しい」という方には、マッチングアプリの利用をおすすめします。主な理由は2つあり、下記の通りです。
- ユーザーは彼氏を欲しいと思っている女性が多い
- 仕事が忙しい社会人でも、合間にメッセージを送れる
マッチングアプリを始める人は年々増加傾向にあるので、まずは登録してあなたに合う理想の恋人を探してみてみましょう。
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