今の仕事が本当にやりたいことか分からないし、転職を考えたことはありませんか?転職を上手く活用すれば、収入UPや自由な働き方を実現できます。
そろそろ転職しようかな…。
本記事では、内向型が組織に勤めることが苦手な理由や内向型におすすめな仕事の特徴、転職のステップを解説しています。
本記事を執筆した僕は、20代中盤で転職を経験しています。正直、転職を少しでも考えているなら転職した方が自分らしく生きれると思っています。
- 転職するか迷っている
- 転職の仕方が分からない
- 退職する勇気がない
- 今の仕事がやりたいことが分からない
体験を元に、内向型の転職のコツを解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
内向型が組織に勤めることが苦手な理由3つ
内向型は組織に勤めることが合わないと言われることもあります。それぞれ理由を解説します。
1. 仕事ができないと感じてしまう
内向型は、スピードが求められる仕事には適さない可能性が高いです。ゴールや結果に辿り着くまでに、様々なことを考えながら仕事を進めることを得意とするからです。もちろんスピードは大切ですが、「なぜそうなるのか」「どう考えて改善しよう」など、過程を楽しめる仕事だと内向型は力を発揮しやすいです。
組織にいると、つい仕事が早い人間と比較してしまい、「自分は仕事ができない」と自責することもあると思います。他人と比較するメリットは一切ないので、自分の仕事に全力で集中することが大切です。それでも比較しそうになる場合は、「人と比較しそうになったら深呼吸する」など、作業をルーティーン化してしまいましょう。
職場環境がどうしてもスピードを求めている場合は、「考える力」を活かせる会社に転職することがおすすめです。例えば、マーケティングやプログラミングの職業は、ゴールに辿り着くまでに、多くの考える時間があります。
「在宅でできる仕事」や「競争<協力をビジョンにしている会社」がおすすめです。
2. 自分に合う仕事をできていない
自分に合わない職業を選んでいる場合、仕事を楽しめずにつらく感じることが多いです。結果として自分を追い込んだり、周りの人と比較して余計につらくなってしまいます。「仕事の中でつらいことが多い」と感じたら、転職を考えるきっかけになります。
- 残業時間が多すぎる
- パワハラ気味な上司がいる
- 社内の人間関係が悪い
- なんとなく自分に向いていない気がする
「仕事は三年続ける」とか「仕事を辞めるのは悪」と言う人もいますが、働くのは自分自身なので、自分がどうしたいかで転職を考えるか決断しましょう。転職経験者としては、転職すると収入UPや自由な働き方を見込めるので、今の会社がつらいと感じる人は転職をするべきだと思います。
3. 人と話すことが苦手
内向型は人前で話したり、人と話すなどコミュニケーションが苦手な傾向にあります。1人の時間に集中できたり、静かな空間を好むため、コミュニケーションが旺盛になる仕事は内向型に合っていない可能性が高いです。
ただ、組織にいる限りは一定のコミュニケーションを避けることは難しいですよね。内向型は、リモートワークやフリーランスなど、可能な限り1人で仕事に取り組める環境にいることをおすすめします。
もちろん最低限のコミュニケーションは大切ですが、内向型の強みを活かすにはどうしたらいいかを考える方が仕事もうまくいきお金も稼げるようになっていきます。
下記の記事では、内向型の長所を伸ばして活躍する方法を解説しているので、合わせてご覧ください。
内向型が転職する時に考えるポイント3つ
内向型が転職する時には、「1人でできそうな仕事を選ぶ」などのポイントがあります。20代に特化してポイントも記載しているのでご覧ください。
1. 長く続けられそうな環境を選ぶ
内向型が仕事を行うときは、環境選びにこだわってください。内向型は1人の空間や静かな環境を好み、自分に合う環境にいる時にパフォーマンスを上げやすくなります。下記のような環境をなるべく避けることがポイントです。
- 席の後ろを人が激しく出入りする
- BGMの音量がうるさい
- 隣の人との距離が極端に狭い
自分に合わない環境の会社に転職してしまうと、「仕事がだんだん嫌になる」「早期退職につながる」など、長く働くことが難しくなります。仕事内容や人間関係、給料以外にも、「自分が長居できそうな環境かどうか」を入社前によく考えておきましょう。
- 席がパーテーションで区切られている
- 無音かフリーBGMが静かに流れている
- 電話があまり鳴らない
- 1人で電話をできる場所がある
2. 1人でできそうな仕事を選ぶ
なるべく1人で裁量を持って進められる仕事を選ぶことも重要です。内向型は「大人数でプロジェクトを進める」や「上司の指示通りに動く」よりも、1人で進める方が効率的に仕事を進められ、成果も上げやすいです。例えば下記のようなポジションに就けるチャンスがあれば、積極的に応募してみてください。
- 新規立ち上げの事業
- 役職が社内で独立している
- 事業部に1人いれば会社が回る
インハウス(社内専属)の募集は、比較的1人で仕事をできる可能性が高いので、求人を検索する時に迷ったら「インハウス」や「社内◯◯」で検索してみましょう。
僕は転職する時に、「インハウス マーケター 求人」などのキーワードで検索していました。
3. 特に20代のポイント
20代の方は特に下記のことを意識してみてください。
自分のゴールを決めておく
転職して1年後、2年後、5年後など、できるだけ未来のゴールやビジョンを考えてみてください。目標があることで、逆算して仕事をすることに目的が生まれ、「何で働いているんだろう..」といった悩みが減ります。例えば下記の目標設定があります。
- 3年間は頑張ってその後に独立する
- 1年でスキルを習得して大手企業に転職したい
- 5年後に会社の役員ポジションを目指して裁量権を握りたい
僕は副業や独立のスキルを付けるために、転職の際は「スキル重視」で会社を探していました。目標があると、結果として自分と会社の両方のために働いて貢献できるので、社内の評価も上がりやすくなります。
スキルが身につけられる仕事を選ぶ
20代の内はなるべくスキル習得を重視して仕事を選ぶべきです。スキルがあれば転職や独立する際に、困ることが少なくなるからです。また、30代・40代と年齢を重ねていくうちに未経験の仕事に転職することは厳しいので、早い段階で手に職をつけておくことが重要です。Web系の職業はスキル習得を重視できる環境が揃っていることが多いのでおすすめです。
- エンジニア
- Webマーケター
- Webコンサル
まずは自分が興味のある仕事を紙やPCに書き出してみてください。その後に、スキルが重要視される仕事に優先順位をつけて、もし転職してもいいかなと思ったら即実行してみることが大切です。
僕は1番興味がある仕事がWebマーケターだったので、そのまま転職を決意しました。
内向型の自分が20代中盤で転職した体験談
僕が20代中盤で転職を決意した理由やWebマーケターに転職した時の体験談を紹介します。
転職しようとした理由
転職が頭に浮かんだのは、新卒で入社した会社に2年くらい勤めた時です。転職を考えた主な理由としては下記の通りです。
- 他の仕事をやってみてもいいかなと思った
- 収入を上げたい
- スキルを磨ける環境に行きたい
僕の場合は、Web系の業界に転職して「スキルを磨きたい」という思いが特に強かったです。転職を考えてから2ヶ月ほどで決意し、自己分析やエージェント登録など、転職するための行動を開始しました。
- 収入
- 休暇時間
- 休日日数
- スキルアップ
- 福利厚生
- 働き方(テレワークなど)
今の会社で働くよりも転職のメリットが多ければ、すぐに転職をするべきだと僕は思っています。どうしても退職が怖くて言い出せない人は、退職代行サービスの利用もおすすめです。実際に僕の友人は「新卒で入った会社を5日で辞める」時に転職代行サービスを使用していました。
Webマーケターに転職した感想
僕は20代中盤でWebマーケターに転職しました。主な理由は下記の通りです。
- 集客できるWebサイト作りに興味があった
- これから需要が高まると思った
- スキルを身につけて独立したいと思った
Webマーケターに転職して半年ほどは、スキルや考え方を覚えるのに必死で、なかなか結果が追いついてこないので不安になる時もありました。コツコツ毎日仕事を続けていると、半年くらいで徐々に数字で結果が追いついてきます。Webマーケターはいきなり大きな成果が出るよりは、少しずつ実力・結果が伴ってきます。
地道に努力したことが、少しずつ還元されるイメージです。
実際に求人を見ると分かりますが、Webマーケターは未経験でも給料が高めに設定されていることが多いです。
内向型におすすめな仕事の特徴
転職するときは、働き方や環境など、内向型に合った職を選ぶことが重要です。合わない環境を選んでしまうと、早期退職や心のストレスにつながってしまいます。内向型におすすめな仕事の特徴は下記の通りです。
- 電話対応が少ない
- 少人数と仕事を進める
- 内向的な人が多い
- 職場が体育会系じゃない
- リモートワークがある
転職を考えた際は、ぜひ上記を参考にしてみてください。
内向型が転職するべき職業3つ
「コミュニケーションが少ない」「1人で作業に没頭できる」など、内向型におすすめな職業を3つ紹介します。
1. エンジニア
エンジニアは、アプリ開発やシステム開発などプログラムを書いてシステムを作る職業です。エンジニアは働く場所を自由に選びやすく、1人の環境が得意な内向型におすすめです。
2030年には、IT人材が40〜80万人不足するとも言われており、エンジニアの需要は今後も高まることが予測されます。エンジニアは技術職なため、スキルを磨けば報酬も比例して増えることが多いです。
エンジニアの主な特徴は下記のとおりです。
- 働く場所を選びやすい
- 給与が高め
- 独立をする人が多い
- 未経験から独学の転職は難しい
待遇がいいメリットもありますが、未経験から独学でエンジニアになることは難しいと言われています。実務で通用するプログラミングスキルを習得する前に挫折してしまう人が多いからです。プログラミング初学者の方は、スクールを活用して正しい方法で最短でエンジニアを目指すのがおすすめです。
2. Webマーケター
WebマーケターはSEOや広告など、インターネット上で集客を向上させるための施策を行います。インターネット広告費は上昇傾向にあるため、Webマーケターの求人市場は伸びています。「数字で分析することが得意」「普段から色々考えることが得意」の方は、Webマーケターに向いている可能性が高いです。
- 分析することが好き
- 普段から色々考え事をしている
- 負けず嫌い
- 同じ仕事を続けるのが苦手
最短でWebマーケターになるためには、ブログやYouTubeの副業で実績を作るか、Webマーケター専用スクールに通うかの2択になります。ブログを実際にやりながらスクールに通う人も存在します。給与待遇が良いことも多く、独立もしやすい仕事なのでWebマーケターは個人的におすすめです。
3. 工場員
工場員はラインに沿って車の備品を運んだり組み立たてる仕事です。仕事中はほとんど1人の作業がメインになるので、誰とも会話をしなくて済むのが大きなメリットです。本当に仕事でコミュニケーションを取ることが苦手という方におすすめします。工場員の主な特徴は下記の通りです。
- 仕事中の会話がほとんどない
- 昼勤と夜勤の両方あることが多い
- 地方で働く可能性が高い
工場員は夜勤があることが多く、その分給与が高い特徴があります。一次下請けなど、大きい会社に転職できれば、基本給も高く設定されていることが多いです。コミュニケーションが苦手で悩んでいる方は、工場員を検討してみてください。
下記の記事では、内向型に合う仕事の特徴や内向型におすすめの仕事を解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
内向型が転職するためのステップ
自己分析や転職エージェントの活用など、内向型が転職を成功させるステップを解説します。転職を行う上で、特に自己分析は大事な作業になります。
ステップ1:自己分析を行う
転職先の企業を探す前に、絶対に自己分析を行っておきましょう。自分の強みや特徴、苦手なことの理解を深めることで、活躍できそうな企業を選択することができるからです。内向型の場合は、内向型の特徴を活かせる企業を選ぶことも大切です。
- 静かな環境で集中できる
- 電話対応には向かない
- 1人で作業に没頭することができる
- チャット中心のコミュニケーションが合う
自己分析のおすすめの方法は、「本」か「自己分析エージェント」の活用がおすすめです。
本
本を活用する1番のメリットは、3,000円〜5,000円と安価で自己分析を行えることです。多くの本はワーク形式で誘導に従って自己分析できるので、1人でも問題なく自己分析を進められます。実際に自己分析を行なって成功した人が書いていることが多く、1冊読むだけでも70%くらいは自己分析が完成します。
唯一のデメリットは、行なった自己分析に対して、他人からの評価を受けづらいことです。
本で自己分析を行えば、ある程度自分のやりたいことや強みが見えてきます。
自己分析エージェント
2つ目の方法は、コーチングやメンターのプロから指導を受けることができる自己分析のエージェントを活用することです。プロに頼ることで、客観的にフィードバックを受けながら自己理解を深めていくことが可能です。プロに依頼するため、本と比較すると、費用は高くなってしまいます。
仕事は人生において長期戦になるので、自己理解や自己分析に早めに投資しておく価値は高いでしょう。天職や自分のスキルの伸ばし方を知っていれば、その分収入を上げることが可能になります。
ステップ2:転職エージェントを活用する
自己分析を終えたら転職エージェントに登録しましょう。給料や働き方、休日日数など、自分に合う企業の情報を無料で探してもらうことが可能です。1つのエージェントに登録して求人を探してもいいですし、比較をしたい方は4〜5個のエージェントに登録しましょう。
エージェントに登録するメリットは、求人を探せる以外にも下記のメリットがあります。
- 職務経歴シートの書き方のコツ
- 自己PRの方法
- 面接対策
エージェントのスタッフが転職を成功させるためのサポートを丁寧に行ってくれるので、積極的にサービスを活用しましょう。
まとめ:転職は働き方を改善しながら収入を上げることが可能
本記事では、内向型は組織勤めが苦手な理由や転職する時のポイント、転職のステップを解説しました。今の会社を辞めるのが怖いと感じるかもですが、正しい方法で転職すれば、収入UPや自由な働き方を実現することができます。
僕は初めての転職で「スキルを学べる環境に身を置くこと」と「収入UP」を実現しました。このことから、転職が頭に浮かんだら積極的に転職するべきだと考えています。
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